インザナ地獄

インザナ勢です

会津行きあれこれに見せかけた、経済学部生 えむきょんの妄言

先日は会津に行ったのでそのあらすじでも。

この世の真理を求めて会津に向かったえむきょんが見たものは、会津大生の開発したロボットの暴走で破壊された会津の街だった。
自らも暴走ロボット(ロボっ子では無い事を強調しておく)のイッテルビウム射撃により右目を失い、えむきょんの命は風前の灯火、
と思いきや「えむきょん!新しい眼よ!」
との声とともに投げられた義眼「邪気眼」がえむきょんの右目に収まり、ここからえむきょんの、いや、人類の反撃が始まる……。
という事も無く、
高速道路を抜けると、そこは雪国だった。
という事も無く(雪は積もっていなかったものの、会津を雪国と形容するのはあながち間違いではないかもしれないと後悔、でもトンネルを抜けた先ではなかったのでよしとする)、
学園祭で出会った女子を片っ端から本国流法でくどき倒し好き放題していたら「中にだれもいませんよ」されるということもなく、
会津大学の学園祭がかなりぐだぐだな状態になっており、阿鼻叫喚の地獄絵図で、心の折れた学祭委員の暴走で事故に巻き込まれる、 という事も別に無かった事を前もって読者に伝えておきたい。

何故こんなくだらない妄言を書いたかと言うと、

工学部・水柿助教授の解脱

工学部・水柿助教授の解脱

会津行きの高速バスに乗る前に書店に立ち寄ったら、この本があったため購入し、その文章の影響を受けたからである。
水柿君ファンはこの日記の読者には全くいない、つまり皆無でありナッシング(同じ意味の単語を続けて強調する手法を唱えたい)であるとは思うのだが、
妄言を垂れ流す事は元々好きなのでついやってみた。今は安静している。書く事書いたらすっきりという心理療法になりうるかもしれない。

というわけで(どういうわけだ)バスに乗る前に欲しい本を買えて満足したえむきょんは高速バスに乗り込んで、
おもむろにバスジャックをする事も無く、バスの中で嘔吐、その吐瀉物から現れた触手的な蟲どもに皆が陵辱される事も無く、
隣の座席に座っていた宇宙人の手によって脳にチップを埋め込まれる事も無く、過酷な運転勤務続きで疲労した運転手のミスによりバスが事故を起こし大破、えむきょんも星になるという事も無く、
バスの中で少し退屈しつつも読み返しの途中だった水柿助教授の解脱、の前作である工学部・水柿助教授の逡巡 (幻冬舎文庫)を読み終えて、
その後水柿助教授の解脱を読んでいたらあっ、という間にはバスが会津に到着するはずも無く、
大体72000あっ、ぐらいで会津に到着する事ができた。
誰も気にはしてないだろうが、この72000あっ、という数字はそれなりに考えて計算した結果でたものである事を付け加えておく。
1あっ、を12フレーム、もとい0.2秒と仮定してですね……。

なお、妄言を垂れ流す行為をもう2度も繰り返した。ホトケの顔も3度まで、という諺もあるのでもう妄言垂れ流しはWikiに留めて、
ここではもう妄言を垂れ流すのはやめようと思う(もうが多く使われたと思う)。
しかし、ホトケの顔も3度まで、というのは表向きの理由で、妄言を控えようと考えた本当の理由は、
先ほどの妄言を書いた後休憩にトイレで読んだ本家(ここでは水柿助教授の解脱、の事を指している事を説明しておく。
実は本の家の事だった、という叙述トリックではないと名言する事で、叙述トリックがあまり好きでないえむきょんの心理的平穏を保とうという心積もりだ)
に比べて自分の妄言があまりにもセンスが無い気がしてやめたくなったというのが本当の理由である。
ひそかに、仏の顔も3度まで、ではなくホトケの顔も3度まで、と表記する事で殺人事件の被害者の顔も3度までしか見たくない、
という印象を人に与えられるんじゃないか、というネタを先ほどの長い()のある文章の辺りに入れるつもりが機を逸した。
機を逸したネタを後で披露するのはギャグの説明をしているのに似ているので我ながら恥ずかしい。
だが、恥ずかしさが怖くてブログが書けるか!いやこれまで書いていたわけだが。そうか、俺は恥ずかしさを忘れた恥ずかしい人だったのか!
そのあまりに恥ずかしい事実にえむきょんは愕然とした、絶望したといってもいい(あえて過剰な表現を使う手法を使ってみた)。
水柿君シリーズの真似はやめる、そんな感じの事を言っていながら止める気配が無い、気配りが無い。
おや、気配が無いと気配りが無い、は似ている。空気が読めない、の原型は気配りが無い、だったという全米震撼もののアイディアを思いついてしまった。

だがそんなえむきょんのアイディアとは関係なく、株価がらみで全米は震撼している気はしないでもない。
株をやるぐらいならカブ(おいちょカブの事)をやったほうがいいと経済学部の学生らしい(どこがらしいのかは本人もしらない)コメントをしておこう。
多少真面目に経済学部の学生らしいコメントをするならば、株価なんて美人投票である(美人投票についてはググレカス氏に相談するとよい)。
美人投票は字面だけみると最萌トーナメントに似た印象があるが、最萌トーナメント美人投票的な要素を持つかどうかは謎である。
しかしながらやはり皆がネタにしたり絵を描いたりするキャラが人気がでる、と考えると美人投票的な要素があるかもしれない。
ケインズの一般理論と最萌トーナメントのまさかの一致にえむきょんは絶望した、全米が震撼したと言ってもいい(あえて過剰〜以下略)。
結局経済学部の学生らしいとはいい難い文章が出来上がってまことにイカン!である。遺憾ではない。遺憾の意味がよくわからないので。
「なんかぁ〜、超やなカンジぃ〜?」
というような意味合いだろうか。考えた女子高生的発言がとても時代錯誤な感じがして我ながら遺憾である。
女子高生の友人なんて生涯を通して一人もいない気がするのでそれは仕方ないと自分を慰める事にする(性的な意味ではない)。

話を戻そうと思ったが戻すどころではないので話を変える。
本当は妄言を垂れ流しながらもえむきょんの愉快な会津行き日記にしようと思っていたのだが、妄言が過ぎてそれどころではなくなった。
というわけでちゃんとした会津行き日記はまた別に書く事にしようという仕様にするのがいいでしょう。

森博嗣は水柿君シリーズで妄言を垂れ流したりなどの文章を書くのは辛いといっていたがえむきょんはこの文章を書くのが楽しくて仕方がない。
えむきょんは妄言垂れ流し作家になればよかったのか!
実は自分探しの旅だったという結論を出したところで、えむきょん先生の次回作にご期待ください。
会津行きの詳細もいずれ。

*10月15日16時頃に追記
美人投票最萌トーナメントだと大分条件が違うから、皆が投票するであろうものに投票する、
という共通項はないなと思い直した。
最萌トーナメントには勝者に投票するインセンティブ(投票したキャラが勝者になる、ではないのに注意)は無さそうだものな。
後、工学部・水柿助教授の解脱を読み終えた。
サブプライム問題の本も読んだし、会津行きも含めて当分は日記のネタに困らないなあ。
経済学部生 えむきょんの妄言も誰の要望も期待もなくシリーズ化の予定だぞ!