PSP版購入を考える人へ、DS版について
インザナ会議は正直悪い点を書かないにも程があったので、
いい点悪い点を簡潔に箇条書きしてみようと思う。
なお、あくまでDS版の話。PSP版は体験版すらないので評価しようが無いよね。
なお、ぶっちゃけあえて悪く書いている部分も多い。
信者補正(STINGではなくこのゲーム単独で)がかかっているので丁度良くなる……か?
PSP版で変更が色々とあるのだろうが、PSP版がオススメかどうかは別の機会にするか、
あるいは発売されて自分が実際にプレイするまではやめておこうかと思っている。
と言うわけでDS版についてざっとポイントを。
- いいところ
- 戦闘システムが独特で、覚える楽しみ、考える楽しみが多い
- 唯一無二、という謳い文句はあながち間違いでもない、かなり個性的なシステム
- 高難易度も用意されており、覚えたテクニックや知識を活かす機会は十分
- タッチペンによるアクションと戦略性が両立していてどちらも楽しめる
- アクション要素があるため、基本的には戦闘で中だるみする事は無い
- ボス戦などかなり手強い部分があり、負けて覚える、考える楽しみも十分
- アイテム強化やキャラクターの成長にも一癖あり、そこも考える楽しみあり
- グラフィック、サウンドは秀逸。見た目やサウンドに物足りなさを感じることは無いはず
- スキップなどは充実していると思う、やり直しが面倒で嫌になるという事はないはず
- 救済要素が実は多く、それに抵抗を感じなければ難易度ノーマルは誰でもクリアできるはず
- わるいところ
- 特殊なシステムだが、チュートリアルはゲーム中に挿入されないので能動的に見ないといけない
- ファーストステップというチュートリアルの基本があるが、それだけではわからない点も多め
- 細部のチュートリアルは説明が簡素で、興味のある内容でないと積極的に見ようという気にはならない
- 操作に癖があるので、慣れるまで操作ミスなどでストレスが溜まりやすい
- 慣れてもたまにストレスを感じることはある
- タッチスクリーンを使いまくるので、多分DSに優しくない
- 引継ぎ要素などがあるのにセーブデータが一つしか作れない
- セーブが一箇所なので、変な事をやった後にセーブしてしまうとうなだれる事に
- タッチペンで色々なアクションをこなす関係で、あまり外でプレイするのに向かないかも
- ↑例えば、揺れのある電車やバス内などでは微妙
- 難易度は知識や慣れと比例するものの、高いといっていいのであまりゲーム初心者向けではない?
- 初見のボス戦などは負けるのが当たり前。やり直しは容易だが、負けて考えるのを楽しめないと辛い
- ストーリーの進み方が単調。内容的にも若干盛り上がりにくい、キャラの活躍が少ない
- 設定そのものは悪くないと思うけど、ゲームとしてのストーリーは微妙
- キャラクターの成長を楽しむ要素はちょっと少なめ。自己満足的な要素に近い感じ
- ↑の理由だがキャラが凄く強くなった!といった実感しやすい成長は少ないため
- 戦闘以外の部分で、ボタンや十字が使えれば便利なところでもボタンが使えない事がほとんど
- はっきりいって戦闘以外の魅力は薄い、戦闘が合わないと駄ゲーと思ってもしかたない
- いくらか強力すぎる要素あり。情報を集めて知ってしまうと楽しめなくなる可能性も
こんなところだろうか。わるいところ、の方が数が多いが個人的にはいいところ、
の内容でフォローできる、あるいはそこを気にさせないだけの魅力のあるゲームだとは思っている。
既存のRPG、SRPGに飽きたという人には是非プレイしてもらいたい。
ちなみにタッチペンはインザナが作られる要因としては必要不可欠だったかなと思うけれど、
タッチペンが無ければインザナではない、成り立たない、とは思わない。
だからPSPではインザナの面白さが無くなる、というような事を現時点で言うつもりは無い。
PSP版に関しては移植の頑張り次第だ。
不安はあるが、期待している。
糸冬