インザナ地獄

インザナ勢です

クリアにつき感想

昨日クリアした。
とりあえず今回はざっと感想を書いて、攻略本とか買ってもう少し色々わかってから改めて、
システム関係は丁寧な評価をしてみようかなーとか。

ラスボスはちょっと面倒だったけどこれはキツイ、って感じではなかったなー。
やはりこのゲーム一部スキルは自重しないといかんね。
クリア時のレベルはレヴィンだけ65で後は60〜62ぐらいだった。
アクセラレイトつけてナイトレイダーにするとホント走り出したら止まらねぇ!
ただしVPはすぐに切れる模様。

中々凝ったマップや敵が多くてこのタイプのSRPGとしてはかなり良く出来ていたのではないかと。
ただバランス的には序盤から中盤にかけてが楽しくて、中盤以降はちょっと大味に。
ステージのクリア条件とかもう少し気を使わないといけないステージが後半にも欲しかったな。

以下ストーリー関係なので改行したりなんだり。
























ストーリーに関しては敵味方が割合はっきりしているタイプ。
それでも味方側の葛藤や成長あり、敵側の拘りや主義主張ありでいい感じに出来ていると思う。
ただ魅力的なキャラなのに最後があっけないキャラがちょっと多い感じで惜しいかな。
最後までは引っ張るんだけど最後はあっけない事が多い。

個々のイベントに目を向けると形勢逆転するようなシーンが熱い。
クラリッサがはじめてアレクシアのふりをする場面とか、
ラスニール救出の場面、アレクシアがARMでバトルモードになる場面などなど。
逆に味方が落ち込まされる場面も中々重みがあっていいかな、ACT2の王都戦終了あたりとか。

キャラクターについては味方は悩みながらも前向きで、
敵はそれぞれの拘りに乗っ取ってぶつかってくる感じでどちらもかなりキャラが立っている。
個人的にはルパート、シャルトルーズ、アイゼン、ラスニールといったオッサン勢が好き。
なお生存するのはアイゼンだけな模様、オッサンに優しくないゲームだ……。

カティナもアイゼンとのやり取りあたりで好きになったけど、この2人のやり取りその後全然ないのが悲しい。
正気に帰った後でいいからアイゼンもカティナについて何か触れてくれよ!

キャラの面白さでいえばラブライナ、レヴィンあたりが好き。
ラブライナは軍師担当なのにお笑い担当でもあるという……。
トルメンタトライアッドと対峙して
「来年で我々は不惑だっ!」「私は34歳ですっ!」「先生そこ張り合うところじゃない!」
のやり取りとか好き。

ラスボスからエンディングに関してはちょっと詰め込みすぎで間延びした感があったかなとか。
カティナ撃破とゲート対策両方だから中々落ち着けないという。
カティナも相当しつこいしね!ヤンデレからしかたないのか。

エンディングは後日談あたりは好きだけど、構成としてはオーソドックスでちょっと面白みが薄いかも?
SRPGだから何かキャラの活躍度とかを出す場面があってもよかったなーとか。
ゲーム的な要素をエンディングにも求めちゃうのは俺の趣味な気はするけれども、
スタッフロールの部分とかちょっと退屈だからなー。

アレクシアとクラリッサの入れ替わりやユーリアがメリッサの先祖?
とかは結局直接的には語られなかったなー、まあそこを語っちゃうと、
クラリッサとかアレクシアの心理描写が面倒そうだし無理に語らなくてよかったのかな。

ともあれ展開的にはかなり楽しめた部類かな。
システム的にも良かったのでどっちも楽しめて良かった良かった。

糸冬