クリア

9章開始からしばらくはマップの広さに戸惑いながらも、
騎士団に子供世代が入ってきて戦力的にはラクラク。
このまま順調に進むかに見えた。

だが酒場であまりいい騎士が加入しない時期が続き、1085年ぐらい？
からかなり騎士団が貧弱に。
グリュバン辺りが出てくると中々倒せない事態に。
この状況は13章になるまで続いてしんどかった……。
ただこちらが弱いと敵のレベルが下がる？のかどんぞこになった時はあまり強い敵がでなかったような。

ボスが弱いのに助けられている感もあって山場のイベントになってもちょっとテンションが低かったのだけど、
13章への流れが非常に良く出来ていて気力復活。
たまたまなのかある程度偏りがあるのか、13章開始からはいい騎士が加入しはじめ、
一気に立て直してそのままクリア。
最後は若干あっけなかったものの、13章の演出があった上でのまとめとしては、
変に引き伸ばすより良かったのかなとも思う。

ストーリーモードは詰み防止なのかやや甘めのゲームバランス。
特別な事をしなくても、戦闘システムの要のはずのローテーションが
必要とされるケースは少なく、物足りない部分あり。
ただ騎士団の強化や維持などは楽しかった。
ストーリーと演出に関しては文句無し、このシステムでどう話を進めていくか気になっていたのだが、
設定とシステムを活かした内容。
まあ、いくらか消化不良気味な設定があったりとか、普段は移動でガンガン進む時間が
イベントだと全然進まないとかツッコミどころはあるけど。

簡単にまとめるとゲームバランスは荒いけど、ストーリー面は素晴らしいという印象。
RPGのストーリーを重視する人はキャラクターがどんどん入れ替わるシステムを敬遠しがちなイメージがあるけど、
そのシステムとストーリーがしっかり結びついているのでオススメ。

逆にゲームバランスやシステムの部分はちょっとパンチ力不足か。
ネットで評判をみた感じだとそこを重視するなら前作にあたる7 〜モールモースの騎兵隊〜
の方が良さそう？
クロニクルモードの消化や他のゲームもあり、手をつけるとしても先の話になるだろうけど、
そちらもやってみたい。

どんな騎士が活躍したかなども軽く書きたいところだが、ひとまずはここまで。
糸冬