インザナ地獄

インザナ勢です

好きなゲームを語ろう第1回 メテオス(ニンテンドーDS)

インザナ一段落につき、合間を埋める記事ネタ開始!
第1回は感想ちゃんと書こう書こうと思って書いてなかったメテオス

 メテオスは2005年3月10日発売のゲームだけど、自分がこのゲームを買ったのは2010年の12月。
実際にプレイをしたのは2011年1月とかなり発売から日が経っている。
購入理由としてはRPGなどのボリュームのあるゲームがちょっと気分的に重くなっていたのもあり、
他のジャンルを買おうと思った事、またオフなどでオススメのDSゲーを尋ねた時に
メテオスをあげてくれた人がいたのもそれなりに大きい。

 さて、ゲーム内容に注目してみるとメテオスはいわゆる落ち物パズルゲー。
自分がこのジャンルでプレイした事があるゲームはテトリスぷよぷよマジカルドロップパネポンなど。
これらに自分はあまりはまらなかったので評判いいけどどうかなと思っていたが、ドハマリした。

 操作はタッチペンメインで、行えるのはメテオ(ブロックの事)をスライドして上下のメテオと入れ替える事、
最上段のメテオを上にスライドする事で上に放り上げる事、LRボタンでメテオの落下ペースを速める事、
これがほぼ全てで、メテオを消すための手段も同じ種類のメテオを3つそろえるだけとシンプル。

 特徴的なのはそろえたメテオが上に乗っているメテオを乗せて打ちあがる事。
個性的なSEと共にたくさんのブロックが上に打ちあがっていく要素は中々気持ちがいい。
この打ち上がったメテオの一群に対してさらに3つメテオを揃えて画面外に打ち上げる、
他のメテオ群とくっつけてまとめて多くのメテオを打ち上げるのが目的となる。

 ゲームの紹介についてはこんなところにして、このゲームのいい、面白い、と思った点をあげていく。

 まず画面にドンドンメテオが降ってきて、状況がドンドン変わっていく点があると思う。
現状ではあまり揃えられるメテオがなくても、とりあえずある程度打ち上げてからLRボタンの加速を押して、
新たなメテオを降らせつつ大きな打ち上げを行うためにアドリブで揃える、これでやっていける。
既存の落ち物ゲーだとマジカルドロップなんかに近いのかな?
ともあれぷよぷよみたいにじっくりと連鎖を組まなくてもいいので、気軽に打ち上げを楽しめる訳だ。
振ってくるメテオとは別にブロック操作を行うシステムのおかげでそういう魅力ができたのかなと。

 ピンチになってくると色々と急いで行動する必要がでてきて、そこでの操作成功やミスに一喜一憂するのも楽しい。
プレイしてると一人で「ちょっ、まっ、やめー」「俺上手いわー」とか独り言がつい出てしまう……。
まあこれに関しては自分の口が緩いだけって説もあるけど、それだけ熱中できるという事で。

 後は爽快感のある行動の敷居の低さも魅力なのかなと。
全部の列のメテオが打ちあがっている状態とそこからの全消しが大きなポイントになるのだけど、
他のゲームの大規模な連鎖などに比べると敷居は低い印象。
もっとも自分もある程度プレイを重ねるまではさっぱりできないと言う状態だったので、
一定の敷居はあるけれども、それでも簡単な部類なのかなーと。
ゲームをやっていてやりたい事に全然手が届かないとかは個人的に辛いので、結構この敷居の低さには助けられたかなと。

 ゲームのモードが多いのもポイントで、ストーリーで分岐条件があるモードは、
これを達成するにはどうしたらいいか、を考える事で上達のきっかけになったりする。
またストーリーモードはコンテニューしてもエンディングに影響があるケースはほとんどなくて、
軽い内容とはいえストーリーを消化しやすいのも長所。
エンディングみたいけど敷居が高すぎて……というのはほとんど無い。
ミッションの最上段ステージに行くのは苦労するかもしれないけど、それぐらいかな。
パズルゲームで一人用となるとどうしてもモチベが落ちやすいけれど、モードの多さである程度カバーされているのかなと。

 惑星毎に特徴があるのも面白い。惑星によって普通には全く撃ちあがらなかったり、
すぐに打ちあがりきってしまって全ラインにまたがる一群を作りづらいとか特徴がある。
特徴的な惑星だとどうやればいいのかを考えるきっかけになって、そこからまた色々な発見があって楽しい。

 後は効果音や演出の魅力も中々。連続して打ち上げを続けていくとファンファーレに近い効果音(惑星によって違う)
が流れる上に、メテオの一群も大分大きくなってそれが一気に打ちあがっていく様は中々爽快感がある。
上画面などで小躍りしている惑星の宇宙人達もコミカルで魅力がある。

 ゲーム全体に関わる大きなポイントの一つとしては、とにかくテンポがいいこと。
ゲームを起動してからスタートメニューに移ったり本編を開始したりするまでにかかる時間がとても短い。
また、そのゲームの方も1ステージが3分程度で終わる事がほとんどで、1サイクルがとても短い。
携帯機なのもあって、ちょっとした合間にメテオス、というプレイにとても適している。

 といったところだろうか。対人戦に関してはまだ経験がないので残念ながら書けず……。
さて、欠点についてもいくらか上げていこう。

 思いつくのはまずストーリーのボリュームの無さ。
エンディングの種類はたくさんあるものの、わずかなテロップと1枚絵があるだけなので、
ストーリーの魅力があるという内容ではないかなと。
まあ落ち物パズルだしそこを重視する人もそんなにはいないかなと思うけど、一応。

 他考えられる要素としては、全ラインを打ち上げる事や全消しの敷居が低めな分、
パズルゲームが得意な人にはちょっと物足りない部分があるんじゃないかなーと。
ぷよぷよの大連鎖みたいな高い目標を達成する、という要素にはちょっと欠ける。
自分も腕前が既に停滞している感が最近ある。まあ考えたりないだけの可能性もあるけれど。

 後はWifiを利用した遠くの相手との対戦ができないというのも欠点か。
近くの相手とのワイヤレス通信での対戦であればソフトのない相手ともできたりするのだが……。
これができれば大分違ったんだろうけどなあ。

 こんなところかな、それほど多くないけどまあ好きなゲーム語りという事で軽めに。

インザナを買って以来システムとかゲーム性の点でツボにくるゲームがあまり無かったので、
このメテオスにめぐり合えて本当に良かったと思っている。
後は!なんとか!対戦を!やりたい!

という訳で第一回はメテオスでしたとさー。
糸冬