インザナ会議中編
PSPナイツ・イン・ザ・ナイトメアを勝手に応援する痛々しいテキスト。
とはいえ今回少し真面目にインザナの魅力を語ってみる。
ネタバレは無い。
ちなみにインザナは公式の略称とかそういう訳ではないのでそこは注意。
痛テキスト回避用続きを読む記法。
クルス「やぁ、ユグドラ・ユニオンの好青年にして、大人げのある大人のクルスだよ」
リリアン「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア(以下インザナ)のデュエリスト、リリアンです」
レダ「…………」
クルス「レダさんだね」
リリアン「Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜の告死天使、レダさんです」
レダ「この会議は前置きが長い。今回は早速本題に入らせてもらうが、構わないな?」
クルス「僕は構わないよ、前回決めたようにインザナをプレイしていて楽しいと思う要素、
これについて話をして行こうか」
リリアン「わかりました。まずはあたしから話をさせてもらってもいいですか?」
レダ「そうしてくれ」
−ゲームを理解する、慣れる楽しみ−
リリアン「タッチペンで攻撃と回避を上手く両立出来た時の達成感が好きですね。
ゲームに慣れてくると敵の攻撃を掻い潜りながらどんどん攻撃できるようになって、
テンポ良く戦闘が進んで……ああ、上達したなあって思います」
クルス「操作が特徴的な分、慣れるまでと慣れてからで印象が180度変わる事はあるね。
始めは操作ミスが多くて、プレイしにくいゲームと思っていたのが、考えて操作に気を配ってみると……。
なんだ、こんなに上手くやれるゲームだったのか……という経験をしたプレイヤーは多いんじゃないかな」
レダ「敵の攻撃は強力そうに見えるが、単独でみれば穴が多いものが殆どだからな。
その辺りの気付きや発想の転換も大きな意味を持つ事になる。
……ふむ、上達していく過程は確かに魅力的だな」
リリアン「一般的なRPGなどとシステムが大きく異なっているんですけど、その分
新しく覚える楽しみ、上達する楽しみという点が多いゲームだと思います。
えと、あたしからは以上です」
−アクション性と戦略性、どっちも売り−
クルス「じゃあ次は僕だな。『アクション性と戦略性を両立したシステムが好きでした』」
レダ「…………どこかで見たような文だが、まあ言いたい事は解るな。
敵弾を回避する、タイミング良く敵を攻撃するという操作テクニックが求められる一方で、
敵の弱点をつく、効果的なユニットの起用を行うといった戦略も求められるゲームだ」
リリアン「どちらも必要なのは確かですが、操作テクニックを重視したスタイルでも、
多少の被弾は覚悟の上で、戦略を重視してフォローするスタイルでもプレイできますね。
そういう点もあって、弾幕が苦手でも気にする必要はないゲームだと思います」
クルス「戦略を実行するためにテクニックが要求されたり、逆に戦略次第で
難しいテクニックを使わなくても問題なく攻略できるなど、バラバラの要素ではないのもポイントかな。
タッチペンによるアクションとアイテムやユニットの起用などの戦略、
その両方が独立する事なく楽しめるというのは大きなウリだと思う。
僕からは以上だよ」
−個性的なユニット、ボスモンスター−
レダ「最後は俺か。各ユニットやエネミーが非常に個性的である事を主張させてもらおう。
味方であれば低い位置と高い位置でまるで使い勝手が変わってくるアーチャー、
強力な攻撃が行えるが引き返せない移動が伴うデュエリストなどがいるが……。
やはりここはボスモンスターの話題を中心にするとしよう」
リリアン「ボスモンスターは本当に個性的ですね。
普段の敵とは基本的な攻撃の効果も段違いですし、より強力なレイジシュートもあって、
初めてのプレイではとても苦労させられると思います」
クルス「ジェイミに勝てなくて、自分はこのゲームに向いていないのかな……。
そんな風に考えていた時期が僕にもあったよ。
今となっては笑い話になってしまうな」
レダ「そうだ。大抵のボスには強い部分がある一方で弱い部分もある。
強い部分をいかに捌き、弱い部分をいかに突くか……。
ボス戦は雑魚戦とはまた一味違った戦いが味わえる、それも魅力の一つだな」
リリアン「シーン16のボスなんかは特にインパクトがありますね。
DS版をプレイした事の無い人は、是非事前情報無しで挑んでみてくださいね。
私よりL.Iの高い神聖デュエリスト、エリカさん辺りを使うといいかも知れないですよ(にっこり)」
クルス「……え、ええと、何か黒いものを一瞬感じた気がするけど、話を続けよう。
ボス戦には負けても、次は何とか倒してやる!と思わせるだけの魅力があるね。
ボスに敗北するとヒントが出てくるので、負けてもガッカリせずにヒントを参考にしたり、
それまでの戦いを振り返って再挑戦だ。苦労に見合っただけの達成感が得られるはずさ」
レダ「そういえば筆者は初回プレイのラスボス戦で
『ふざけんな!なんなんだよこの攻撃!殺意しか感じねえぞ!』
などと叫んだ挙句、勝った時には
『ハハハハハ!ざまあみろ!』
と夜中に叫んだというもっぱらの噂だ、それだけプレイヤーを熱くさせるという訳ではあるが……。
近所迷惑にも程があるな」
リリアン「うわぁ……それはちょっと痛いですね」
クルス「苦戦であってもあまり汚い言葉は使わないで貰いたいね。
『ギリギリセーフッ!』ぐらいの可愛げが欲しいな」
レダ「…………」
リリアン「…………えっと……」
クルス「…………」
レダ「…………さて、大分話もできた事だし今回はこれで帰らせて貰う」
−レダさんが退室しました−
リリアン「……そう……ですね。次は別の騎士にも声をかけてみますね」
−予約特典図書カードに選ばれなくてもインザナ界のマスコットキャラ!リリアンちゃんが退室しました−
クルス「……もしかして、これが今回のオチなのかい?
オチ担当はもうこりごりなんだけど……とほほ」
−少年の心を忘れない大人、クルスさんが退室しました……−
インザナ会議中編、終了。インザナ会議後編に続く?